真壁ちなーの日々

休業してから１週間が過ぎました。
長かったような、短かったような。



なーんにも無い部屋。寝っ転がって撮ってます＾＾；

大まかな家具や小物は全て運び出しました。
後は本当に細々したもの。
今週中にはスッキリ全部終わらせて、いつでも工事が始められるようにしなければなりません。


壁や柱を隠すものがなくなるとまた新たな発見がありました。

「次はこんな風に飾ろう」
「ここはもっと広く何も置かないようにしよう」
「アレをここに置いてもいいんじゃない？」

などなど。
早くもリニューアルオープンのときのレイアウトなどの話になって盛り上がっています。


そして、もうひとつの発見。




弾の痕です。
よく見ると、「ここから入ってきて、ここに当ってる」などと弾道まではっきり分かるものもありました。
当時は家の中だろうと外だろうと容赦なく弾が飛んでいたんでしょうね。
それから６０年、かろうじて焼けずに残った家で私の親や親戚達が生活をして、さらに飲食店を始めて、沢山の人がそこで食事をしている。
なんとも不思議な時の流れを感じます。

あのとき、疎開をしたり北部に逃げたりせずに、周辺の壕に避難しながら、ひいじいちゃんはこの家を守ったのだと聞きます。
火の手が上がったこともあったけど、必死に消し止めたのだそうです。

いま、ひいじいちゃんは全国各地からお客さんがこの家を訪れて来てくれていることを、どんな風に思っているんでしょうか。
きっとあの時は想像もしなかった状況だと思うんですが・・

さて、しっかり工事を成功させて、更に何十年も長持ちさせなければ！（お、大きく出たぞ！笑）

そろそろ片付けに加わらないと怒られるので、このへんで・・・